こんにちは。岡山県備前市のみそ屋、馬場商店です。
暑い日が増えてきましたね。皆さん夏バテや熱中症などで体調を崩したりしていませんか?今年の夏はいつもにも増して健康管理が大切な夏です。こんな時にはしっかり栄養と休養を摂ってもらいたいです。
そこで今回は栄養満点で夏にピッタリな冷たい甘酒のレシピをご紹介したいと思います。
甘酒は冬のものじゃないの?と思った方、実は甘酒は江戸時代には一年を通して飲まれていて、夏の栄養ドリンクだったんです。甘酒が親しまれていたことを表すこんな俳句が残っています。
「一夜酒 隣の子迄 来たりけり」(一茶)
一夜酒というのが甘酒の事ですね。自分の子供に「甘酒出来たよー」って呼んだら隣の子供までやってきたという微笑ましい一句です。江戸時代にはまだまだ砂糖を使ったお菓子はぜいたく品でしたが、甘酒は砂糖を使わずに甘くておいしい、栄養満点なので夏バテにも効果抜群!!甘酒売りなんていう人もいたりして、庶民の間でも好んで飲まれていました。
という訳で夏に甘酒はおすすめなのですが、さすがにこんなに暑いのにアツアツの甘酒はなかなか飲めませんよね。そこで今回は馬場商店おすすめの冷たい甘酒レシピをご紹介したいと思います。
【基本】冷たい甘酒の作り方(甘酒250g1袋分)
*この画像は紅麹あまざけの画像です。
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- 備州 甘酒 国産米 250g 1袋
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- 水 300㏄
- 生姜(お好みで) 適量
- 手順1材料を水に溶かす小鍋に水、甘酒を全量加え良く混ぜて溶かします。
- 手順2煮込む沸騰させないようによく混ぜながら、弱火でコトコト2~3分程煮込みます。
- 手順3冷ます火を止めたら粗熱をとって、冷蔵庫へ入れます。
- 手順4器に注ぐ甘酒の麹が沈んでいるので良く混ぜてから器に注いで下さい。生姜を加えたい方は飲む直前に加えて召し上がって下さい。
*生姜はあらかじめ入れておくと香りが飛んでしまうので必ず飲む直前にしてください。
注意1 空腹の時は飲まない
当社の甘酒にはたっぷりの酵素が含まれている為、空腹のままでは胃を傷める可能性があります。温めて飲む場合には酵素に熱が加わり作用が弱まるので問題ないのですが、胃が弱い方や胃潰瘍の様な疾病を抱えている方は必ず何か食べてから飲むようにして下さい。
注意2 作り置きしないでください
食品の水分が多くなると、それに比例して雑菌が繁殖しやすくなります。お召し上がりになる分だけ作って作り置きや水筒の様な保温容器には入れないでください。
一度、加熱して冷ますというのはちょっと面倒に思えますが、原料がお米である甘酒は水と熱を加える事でより甘く、美味しくなります。その為、冷たい甘酒を飲まれたい場合でも一度温めて頂くことをお勧めしております。また、調理後の甘酒は水分が多いので必ず清潔な容器に入れ、フタをして冷蔵庫に保管し、数日中にはお召し上がりください。
次に甘酒を簡単に召し上がって頂けるレシピ(?)をご紹介します。私は甘酒を冬は定番の温かいドリンクとして、夏場はこのレシピで1日の終わりにご褒美として毎日頂いています。甘酒を紅麹あまざけにするとフルーツソースをかけたみたいで可愛くてお勧めです。(紅麹にはリラックス効果もあるらしいのでご褒美にもってこいかも・・・)
簡単 甘酒ヨーグルト(1人分)


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- 備州 甘酒 国産米 大さじ2
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- プレーンヨーグルト 大さじ3
- フルーツグラノーラなど お好みで
*ヨーグルトと甘酒は3:2ぐらいがおすすめです。お好みでフルーツグラノーラやフレッシュフルーツなどアレンジしてみてください。
- 手順1器に盛るヨーグルトと甘酒を器に盛る。
*お好みの量に調整してください。
- 手順2トッピングするフルーツグラノーラなどトッピングして出来上がり。



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